Vol.1 売れる経理屋

さすらいながら学んだ経理屋の
ノウハウをお伝えします

まず「顔」を見せて!

このタイトルをご覧になり、「何これ?」と思われた方が多いと思います。
そうなんです。しかし、私、昔からこのタイトルでまとまった文章を書きたいな、と思っていたのです。
と、言いますのも、まずは私自身が1984年からずっと27年も(!)経理系の社員として仕事を続けているのです。
更に、1999年からは転職市場に身を投じまして、4回転職しているのです。

そんな経験をして来ますと、経理社員として売れる人を多く見てきました。もちろん売れない人も、です。
また、逆に自分が経理社員を採用する際、「この人は採用だ」とたくさん決めてきました。もちろん「この人は見送り」もです。
更に、「この経理社員はもっと大きな仕事を任せたい」と言う場面にも多く遭遇してきました。残念ながらその逆、も多かったです。

それはどこで「差」がつくのでしょうか?私はそれをずっと考えてきました。
これから何回かにわたって、私のそんな経験を書いてみたいと思います。 これを読まれる方全員が経理社員ではないわけですから、そこも注意を払いながら書いてみたいと思います。

【まず「顔」を見せて!】
何じゃこりゃ?判らないですよね。私はこの手の「モットー・マネジメント」が多いのです。
決まり文句や繰り返し聞いていると覚えちゃうような言葉、こんな事を私の職場では耳にする方が多いのです。
そんな「モットー・マネジャー」の私が発したモットーの中でも、これの使用頻度が最も高いと思います。

この「まず「顔」を見せて!」ですが、「具体的な数値を、それがわかる表で示して、その上で報告してください。」と言う意味なんです。
私は多くの経理職場を回ってきましたが、数を扱う職場でも、驚くほどこの言葉を発しているのですよ。

皆様が上司に何かを聞く時は、たいていの場合、進むべき方向を尋ねたい時ですよね?
でもそんな時、少し辛抱して、自分が聞きたい事を、具体的な数値にして、それがわかる表で示してみましょう。
それをする事によって、上司はあなたが何に困っているかがすぐ判ると思います。双方にとって時間短縮。とてもよいことです。
更に、自分が聞きたい事を、具体的な数値にして、それがわかる表を作っている間に、不思議な事に、あなたが聞きたかった事は、解決してしまう事が多いのです!
まさに一挙両得、と思いませんか?
その上、「すみません課長、何してよいかわかりません・・・」と聞くのに比べ、「すみません課長、この表を作ってみたら、今までは原価率が問題だと思っていたら、じつは販管費が問題だとわかりました。如何でしょうか?」の方が、あなたの評価も上がることは間違いありません。おお、一挙三得!

今回はこんな感じで切れ間となりました。 この手のモットー、いくつもあります。今後ともお付き合いいただければ有難いです。 宜しくお願い致します!

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プロフィール

井筒 廣之
1984年、日系メーカー入社。経理屋として仕事を始める。
1990年、社内ベンチャーに挑戦、一応成功する。
1997年、メーカー退職、本当のベンチャー企業に挑戦。資金難で「胃が口から出そうな」苦しみを味わう。
1999年、大手飲料会社の管理課長として転職。管理部長に昇進。
2004年、商社CFOとして転職。
2007年、マンパワー・ジャパン(現マンパワーグループ)入社。
2014年、取締役代表執行役社長退任。

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