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最近、注目の「リファラル採用」、企業の導入率はなんと約6割!効果的な運用のための対策とは?
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最近、注目の「リファラル採用」、企業の導入率はなんと約6割!効果的な運用のための対策とは?

「リファラル(referral)採用制度」とは、社員紹介による採用制度のこと。社員やOB、OGなどから、求める人材要件に合いそうな人物を推薦・紹介してもらい、選考を行う制度です。アメリカのIT企業が導入したことから広まり、日本でも中途採用に取り入れる企業が増えつつあります。自社をよく知る人脈を活用することで、マッチング率も高いとされるこの制度、一体、どのくらいの企業が導入し、どういった結果につながっているのでしょうか。マンパワーグループは、人事・労務・採用に携わっている20代~50代の男女251名を対象に、リファラル採用の制度の導入率や運用対策を調査しました。より効率的な採用活動を行うためにも、参考にしてみませんか?

調査結果サマリー

■リファラル採用制度の導入率は約6割!うち2割が「順調」と回答
■運用対策では、約4割が「紹介に至るプロセスの簡素化」を実施
■約7割の企業が紹介者に報酬を支払い、うち25.3%は「10万円以上」の高額に

調査時期
2017年2月
有効回答
251人

リファラル採用制度の導入率は約6割!うち2割が「順調」と回答

今回の調査によると、リファラル採用制度の導入率は58.2%と全体の約6割を占めていることから、日本企業においてもポピュラーな採用方法となりつつあるようです。また、導入企業のうち、「とても順調」「やや順調」との回答は19.5%、「あまり順調でない」「まったく順調でない」との回答は19.9%という結果に。どちらも約2割を占め、リファラル採用制度の運用状況は、「順調」と「不調」に2極化していることがうかがえます。

あなたの会社では、「社員紹介制度」を採用していますか。採用されている場合は、運用は順調に機能していますか。

運用対策では、約4割が「紹介に至るプロセスの簡素化」を実施

リファラル採用制度を運用する企業に、どのような対策・工夫を行っているか質問したところ、「紹介に至るプロセスの簡素化」が最も多く、39.7%を占めました。社員の個人的な人脈から紹介してもらうため、そのプロセスが煩わしいと、自主的に動いてもらいにくいという背景があるようです。

これに続き、「紹介者への報酬の設定」(32.2%)、「リクルーターとなる社員の教育、タスク化、目標設定」(27.4%)、「社員向け求人票の作成」(27.4)が3割前後を占めています。報酬によるメリットを与えることはもちろん、制度を浸透させたり、手順を明確化したりすることが求められていると言えるでしょう。また、応募のハードルを下げる「選考の優遇」(26.7%)については、選考過程の簡素化においても有効な工夫と言えそうです。

「社員紹介制度」の運用に際し、どのような対策や工夫を行っていますか。あてはまるものをすべてお答えください。

約7割が紹介者に報酬を支払い、うち25.3%は「10万円以上」の高額に

社員紹介制度で紹介者に対し、「金銭による報酬」を支払っている企業は約7割(70.5%)を占めました。「紹介者に支払う一人当たりの報酬金額」については、「5万円未満」(26.0%)が最も多く、「5~10万円未満」(19.2%)が続き、10万円未満が全体の半数近くを占めています。一方、「10万円以上」との回答は全体の25.3%に。高額な報酬を支払う企業が全体の4分の1を占め、その中には、少ないながら、「50万円以上」(1.4%)の報酬を支払う企業もありました。また、「報酬なし」との回答も25.3%あり、10万円未満、10万円以上の高額、無償の3つのパターンにわかれていることがわかります。

「社員紹介制度」で、紹介者に支払う1人(1回)あたりの報酬はどれぐらいですか。

「報酬なし」と「10万円以上」の2つを比較すると、従業員数100人以下の中小企業では「報酬なし」が5割近くを占めているのに対し、従業員数500人以上の企業では、「10万円以上」の支払いが5割近くに。企業規模によって、採用コストも異なるため、大きな開きが生まれていると言えるでしょう。

まとめ

今回の調査では、全体の半数以上となる約6割の企業が「リファラル採用制度」をすでに導入していることがわかりました。業務内容や職場の雰囲気なども熟知した現場社員を介して人材を集めるこの制度は、能力面だけでなく、企業文化にもマッチする可能性が高く、結果的に定着率アップにもつなげることができるでしょう。

また、異業種における経験・能力を持つ人材を求める場合も、ヨコのつながりを持つ現場社員の人脈には期待ができます。さらに、人事担当者が採用活動に割く時間も削減できるため、採用コストの削減にもつながります。 とはいえ、紹介者となる社員にもメリットがなければ、積極的な協力は得られないもの。リファラル採用制度で削減できるコストも視野に入れ、報酬制度もしっかりと設けることが制度活用につながり、採用のマッチング率を高める近道となりそうです。

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